アーバンスイーツ（2004年生、母マロンキス）

アーバンスイーツ（2004年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「都会的な甘味」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時6歳）と交配したマロンキスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2七八。

経歴

デビュー前

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

1月27日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4月8日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月28日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

10月8日、中5週で迎えた9戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

12月18日、中9週で迎えた10戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

4歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八九（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2九十（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた13戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2六アイ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2九十11（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、トモティフレンディに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月17日、中6週で迎えた15戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

5月22日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月29日、連闘で迎えた17戦目は、トワイライトデネブ賞（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた18戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のオートボンバーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2五六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、5着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦の湘南江の島海の女王（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（7戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。