シュレーダー（1991年生、母ハッピートレイルズ）

Schroder

1991.02.09

シュレーダー（1991年2月9日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のLomond（当時11歳）と交配したハッピートレイルズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

11月6日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビャクゴウテンに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1994年）

1月5日、中6週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフォスターホープに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中6週で迎えた4戦目は、4歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハヤテミキコに1馬身3/4の差をつけて2勝目を奪取した。

10月8日、約6か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上900万下の赤富士賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部幸雄騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の立冬特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部幸雄騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。