ブラウンパンサー（1996年生、母シルキードール）

Brown Panther

1996.05.30

ブラウンパンサー（1996年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロングニュートリノ（当時11歳）と交配したシルキードールが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、地方45戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

経歴

デビュー前

樋口富男厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1998年）

10月21日、デビュー戦は大塚研司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 雨/稍重）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

11月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3歳（1999年）

3月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに20kg減らして迎えた3戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフジノカンパラにアタマ差届かず2着となった。

3月14日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったローヤルサムソンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のリネンフクウンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したカネミコンドルを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったポリッシュカブトから半馬身差の2着となった。

9月14日、中2週で迎えた14戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は村井栄治騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた15戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月24日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、原洋順騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた17戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月28日、中1週で迎えた18戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大塚研司騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2000年）

1月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3チ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3ト（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（13戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3チ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（14戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3 C4（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（15戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3 C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のフレンドタッチを半馬身振り切って2勝目を手にした。

4月28日、中3週で迎えた24戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（17戦2勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚研司騎手（18戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大塚研司騎手（19戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた27戦目は、片桐昭貢騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3ホ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐昭貢騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた29戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐昭貢騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐昭貢騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐昭貢騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で片桐昭貢騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月21日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、一般C3 C4（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（20戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したホワイトシャークを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

12月28日、中4週で迎えた34戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（21戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

5歳（2001年）

1月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般C4イ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（22戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた36戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（23戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた37戦目は、一般C4イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（24戦2勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（25戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた39戦目は、一般C4ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（26戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4月26日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた40戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、美しが丘特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた41戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、幌平橋特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた42戦目は、ひばりが丘特別（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた43戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、平岸特別（札幌(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた44戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた45戦目は、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。