ブルーブーケ（1989年生、母ブルータイヨー）

ブルーブーケ（1989年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアスワン（当時10歳）と交配したブルータイヨーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）増本牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着2回、地方34戦6勝2着10回。主な勝ち鞍は1994年のオリオン特別(A3)。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

9月5日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したエアブラッサムに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したトウショウウェーブを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で小原義之騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（1993年）

4月13日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた7戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた8戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオラビアンから半馬身差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴルデンイメージに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、若葉賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた11戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーダイヤモンドに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた14戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったコーシンオーから2馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B2-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノライトに半馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

8月30日、中1週で迎えた16戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は松田由之騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスギノサンシャインから3馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスギノサンシャインから半馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた18戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフィールファインに1馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスギノサンシャインからハナ差の2着に甘んじた。

10月24日、中1週で迎えた20戦目は、白菊賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（10戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスライトオーから7馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスターロードに2馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。

11月21日、中1週で迎えた22戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（12戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨウメイプリンスから1馬身半差の2着に敗北した。

12月5日、中1週で迎えた23戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた24戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（13戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1994年）

1月5日、中1週で迎えた25戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は松田由之騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた27戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松田由之騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダムロードから3馬身差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた28戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田由之騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヨウメイプリンスに半馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

5月22日、中1週で迎えた29戦目は、MRO金賞（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松田由之騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた30戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中9週で迎えた31戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（14戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスルーザタイガーから2馬身半差の2着に敗北した。

9月12日、中3週で迎えた32戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（15戦5勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後はヨウメイプリンスと並んで2着同着となった。

9月25日、中1週で迎えた33戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、白山大賞典（金沢ダート2600m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた34戦目は、北陸三県畜産会長賞（金沢ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は本忠司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた35戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑野等騎手（16戦5勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた36戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（17戦5勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた37戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（18戦5勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた38戦目は、オリオン特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（19戦5勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた39戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は本忠司騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1995年）

1月3日、中1週で迎えた40戦目は、ほくてつニューイヤーカップ（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は松田由之騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。