コスモシンヒダカ（2004年生、母イズミキソジ）

コスモシンヒダカ（2004年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋静内町の新しい町名」。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時14歳）と交配したイズミキソジが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内坂本牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の3歳C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、静内坂本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって262.5万円で落札された。

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月28日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

3歳（2007年）

2月20日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイト水仙特別（大井ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

2月25日、連闘で迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

4月21日、中5週で迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンダーテンリューを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルカーリタスを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエガオニサセテを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミヤビツヨシオーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアタックフォーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るミカノコルノを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って断トツ人気に応えた。

7月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キングカングに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた15戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず最後はゴールドレギュラーと並んで5着同着となった。

10月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。