アヤノミドリ（1997年生、母クインサンシー）

アヤノミドリ（1997年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時10歳）と交配したクインサンシーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は長手猛。戦績は、中央平地1戦0勝、地方23戦5勝2着2回。2000年の園田ダービー(ハンデ地方重賞)に勝利した他、2000年ののじぎく賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

謝明方厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1999年）

7月21日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳（姫路ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンユウイチに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイエフビクトリーからクビ差の2着に甘んじた。

9月9日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタツマユーテルに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月29日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2000年）

4月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳（園田ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスペシャルダッシュに5馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

5月18日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のスペシャルダッシュに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

6月14日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳ハンデ地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマッキーローレルをハナ差制して制した。

7月19日、中4週で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったバクシンクリークからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2001年）

1月2日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から33kg戻して迎えた9戦目は、初夢特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた10戦目は、近松のまちあまがさき特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月22日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、ひかみ氷ノ川特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた13戦目は、西宮酒ぐらルネサンス特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2002年）

3月20日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の播磨賞（姫路ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた16戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて11着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた17戦目は、スプリングカップ（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（10戦4勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、神戸ビーフ特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた20戦目は、淡路島まつり特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた21戦目は、サマーカップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（4戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた22戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた23戦目は、KENRAKUホワイトピア賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた24戦目は、サンケイスポーツ賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。