エイシンルイジアナ（1991年生、母Bangkok）

Eishin Louisiana

1991.02.17

エイシンルイジアナ（1991年2月17日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のFappiano（当時14歳）と交配したBangkokが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の高砂特別(900万下)。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

4月2日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は540kg。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったサムソンセンプーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中5週で迎えた2戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシャーロックナムラに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月19日、中4週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したドウカンハーモニーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタシロスキーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って断然の支持に応えた。

12月11日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の高砂特別（阪神芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラシアンルーラーを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って久方ぶりの実戦をモノにした。