フジノトルネイド（2007年生、母メジロフランシス）

フジノトルネイド（2007年1月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋竜巻」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時18歳）と交配したメジロフランシスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は戸川牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、戸川牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

1月30日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。17頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

4月25日、中8週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた5戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のイースタンパワーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月11日、中1週で迎えた6戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイースタンパワーをクビ差制して断トツの支持に応えた。