イトカワ（2018年生、母ゴーゴーサンデー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、五丸農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会犬塚悠治郎によって918万円で落札された。

2歳（2020年）

7月22日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は479kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のマイクハージュをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

9月29日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のシャイニングフューチャー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のショウリョウバッタ特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3歳（2021年）

2月8日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のギャルダルを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月16日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の花見月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

4月6日、中2週で迎えた7戦目は、ブルーバードカップ東京湾カップTR（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（5戦2勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた8戦目は、3歳S2の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（6戦2勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のポピー特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4歳（2022年）

4月15日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた10戦目は、ヘリコプター賞（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は岡村健司騎手（7戦2勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた11戦目は、鍾馗賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（8戦2勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。