エンドレスロード（1990年生、母スピードウオーク）

エンドレスロード（1990年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のビゼンニシキ（当時9歳）と交配したスピードウオークが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐藤正光。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の一般B3イ。

経歴

デビュー前

久保田敏夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

6月5日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したパーシャンフォルテを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

7月31日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた5戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた7戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた8戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4歳（1994年）

4月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウッドワンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月23日、中2週で迎えた12戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口高騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた13戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後はサクラポアンと並んで1着同着となった。

6月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、悠久山ハンデ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダーマサシクンからアタマ差の2着に甘んじた。

7月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月1日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、一般B1イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山口高騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。