ミレニアムツヨシ（1998年生、母ワイドヒメ）

ミレニアムツヨシ（1998年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のヒロタケスター（当時15歳）と交配したワイドヒメが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原光彦。戦績は、地方35戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年のくすのき賞(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

渡邉修一厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2000年）

9月10日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳B3（上山ダート800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月22日、中5週で迎えた2戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳B3（上山ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた3戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳B3（上山ダート800m 曇/重）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のゲットザトップに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月5日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳B1（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で星川兼一郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2001年）

2月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミレニアムガールに2馬身の差をつけて2勝目を収める

3月10日、中1週で迎えた6戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカラタカラに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月22日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスターゲンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオーサカスズメをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

5月20日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアロースターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンダイボーイに1馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。

6月17日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた13戦目は、パール特設（佐賀ダート1700m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエクセルシュルードを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中3週で迎えた14戦目は、ライチョウ特設（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で鮫島克也騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トモミパワーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月12日、中1週で迎えた15戦目は、3歳オープンのサマーカップ（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で鮫島克也騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、ホオジロ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月30日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、3歳戦の浮立特設（佐賀ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホーエイハンターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4歳（2002年）

5月12日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた18戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、ホトトギス特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた19戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、コマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた20戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、シラサギ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた21戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、オオルリ特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトップバルーンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、ライチョウ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた23戦目は、ヤマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレートホーエイを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

8月25日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた26戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、カワセミ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた27戦目は、トキ特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた28戦目は、イヌワシ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に敗れた。

12月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、マナヅル特別（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

12月31日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた30戦目は、コノハズク特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

5歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた31戦目は、ユリカモメ特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた32戦目は、キジ特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた33戦目は、白鳥特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた34戦目は、オシドリ特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた35戦目は、メジロ特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。