エイシンカミング（1987年生、母サウンドトツプレス）

エイシンカミング（1987年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルジヨージ（当時12歳）と交配したサウンドトツプレスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）丸村村下ファーム。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

10月8日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では閃光の如き末脚を発揮し、3着に入った。

4歳（1991年）

6月16日、約20か月半の休養明けで迎えた2戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラッキーデイを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

6月30日、中1週で迎えた3戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。