ラッキーデイ（1987年生、母オーミギンテン）

ラッキーデイ（1987年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時13歳）と交配したオーミギンテンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大西ステイブル。戦績は、中央平地18戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は1991年の秋元湖特別(500万下)。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

3月18日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったウエスタントーヨーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

4月1日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、レッツゴーターキンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、アーティアスパワーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で武豊騎手（4戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るレディブーンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月1日、中1週で迎えた7戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のえのき賞（中京芝1200m 小雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた8戦目は、4歳500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（1991年）

5月19日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（6戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、エイシンカミングに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（7戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、オーゴンシーザーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月4日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は小原義之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

8月11日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたリーガルバイオ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

10月19日、中5週で迎えた15戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したウィニンストリークに3/4馬身届かず2着となった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキクタイシを半馬身振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

5歳（1992年）

5月3日、約6か月の休み明けで迎えた17戦目は、5歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

11月14日、約6か月半の休み明けで迎えた18戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。