ユウバク（1993年生、母ユウハヤテ）

経歴

デビュー前

2歳（1995年）

10月15日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のオトメザをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

11月26日、中5週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（1996年）

1月27日、中8週で迎えた3戦目は、4歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は橋本広喜騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月20日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1600m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナスエルムテキをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

6月9日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、3歳オープンの菖蒲ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月6日、中3週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のさくらんぼステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたフジノヤマザクラ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4歳（1997年）

5月25日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上900万下の富嶽賞（東京芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

5歳（1998年）

4月26日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は青木芳之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたダンシングホウライ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木芳之騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で青木芳之騎手（4戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したラブシックガイに半馬身届かず2着に敗北した。

6月28日、中2週で迎えた14戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のセントオアシスを半馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下の織姫賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の日高特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレットルダムールをハナ差振り切って4勝目を手にした。

7歳（2000年）

4月30日、約21か月の休み明けで迎えた17戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。