プラセールモアー（2006年生、母スカローバリー）

プラセールモアー（2006年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したスカローバリーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、地方25戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は2009年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2008年）

8月12日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月30日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3歳（2009年）

4月8日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったテレジアに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C3（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、タケマルボーイにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳C2一（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るイシュトリルトンを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったモエレカバーガールにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったトリナクリアにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったクルトゥーアに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、渡辺要音楽事務所男の仁義杯（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で松平幸秀騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で松平幸秀騎手（13戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で松平幸秀騎手（14戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で松平幸秀騎手（15戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

12月30日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で松平幸秀騎手（16戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

4歳（2010年）

1月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で松平幸秀騎手（17戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったクールリョウガに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中3週で迎えた21戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

3月14日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C10（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C8（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノバレンタインから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C9（福山ダート1130m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。