イリオン（2015年生、母アフロディシアス）

イリオン（2015年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「トロイの古代遺跡」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時15歳）と交配したアフロディシアスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。2020年の宮前オープンで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森田直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

10月1日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

3歳（2018年）

2月15日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた6戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で服部寿希騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月30日、中4週で迎えた8戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若鮎賞（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた9戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた10戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオッズパーク杯2018（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマショウダムールに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスタークライナーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月14日、連闘で迎えた12戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の奥村伊藤腐れ縁コンビ初来場記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したトーセンヴェントを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

10月3日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコンパーレ・コマーレ賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したチョコレートパフェを差し切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中4週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた14戦目は、3歳戦のアネモネ賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラッキーユーに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月11日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るログハウスを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2一二（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

4歳（2019年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

4月15日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1七八（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで踏ん張ったが、伸びてきたノートゥルレーヴ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中2週で迎えた19戦目は、幸運の八幡平ドラゴンアイ記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナイトレイドに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

5月29日、中2週で迎えた20戦目は、早苗月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミッキーオフィサーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月19日、中2週で迎えた21戦目は、京成バラ園盃（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたニッポンダエモン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

7月17日、中3週で迎えた22戦目は、夏本番人馬スタミナが勝負記念（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で真島大輔騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトルマリに1馬身半の差をつけて5勝目を収める

8月7日、中2週で迎えた23戦目は、ちばクラフト青空ビアガーデン賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で真島大輔騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマジックキーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中6週で迎えた24戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、まつたけスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた25戦目は、秋収めスプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のバーミンガムをクビ差振り切って6勝目を挙げた。

11月17日、中2週で迎えた26戦目は、宇宙忍者バルタン店長杯（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のリュウノセンターに2馬身半の差をつけて優勝

12月17日、中3週で迎えた27戦目は、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルナイペスに4馬身の差をつけて制した。

5歳（2020年）

1月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、ハンデ戦の夕刊フジ×サンスポZBAT!賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のホワイトヘッドに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月13日、中4週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の駿麗賞（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のゼットパッションに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月21日、約5か月半の休み明けで迎えた30戦目は、ひまわり賞（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のリアリストをクビ差振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月17日、中7週で迎えた31戦目は、宮前オープン（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったサルサディオーネに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中2週で迎えた32戦目は、サンタアニタトロフィートライアル（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（8戦6勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の三里塚特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（9戦6勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のララパルーザに1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

12月4日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の日刊ゲンダイ賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山崎誠士騎手（10戦7勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

6歳（2021年）

1月15日、中5週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の習志野特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で山崎誠士騎手（11戦7勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の駿麗賞（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山崎誠士騎手（12戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のゴーマイウェイをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

3月18日、中4週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の早春賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山崎誠士騎手（13戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた38戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、幸オープン（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

5月7日、中1週で迎えた39戦目は、20時50分にビッグチャンス特別（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（14戦8勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月25日、中6週で迎えた40戦目は、千葉港特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（15戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、総の国記念（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（16戦8勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月1日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた42戦目は、アンスリウム賞（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（17戦8勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

7歳（2022年）

1月14日、中5週で迎えた43戦目は、習志野特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（18戦8勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた44戦目は、駿麗賞（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（19戦8勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた45戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、早春賞（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた46戦目は、こぼれ桜特別（船橋ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた47戦目は、皐月盃（船橋ダート2200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山崎誠士騎手（20戦8勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた48戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、中原オープン（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月25日、中5週で迎えた49戦目は、海ほたる賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

12月2日、約4か月半の休養明けで迎えた50戦目は、ラピスラズリ賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた51戦目は、カサブランカ特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（21戦8勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

8歳（2023年）

2月10日、中6週で迎えた52戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ジンチョウゲ特別（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた53戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、早春賞（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。