レッドレイジング（2014年生、母エーシンメインダム）

レッドレイジング（2014年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「赤＋持ち上げる」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時12歳）と交配したエーシンメインダムが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）信田牧場。2016年のチャレンジ（2）に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2016年）

6月29日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったインディーゴに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた2戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の翔平&あゆみ結婚記念カップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のカサマツブライトに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月9日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのチャレンジ（2）（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のマルヨアキトに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのジュニアクラウン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月8日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のラブミーチャン記念（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

11月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

12月30日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた10戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3歳（2017年）

1月26日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のスイートピー特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の水仙特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

3月26日、中4週で迎えた14戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は佐藤友則騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

5月21日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のあじさい特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下のタイランドカップ（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（7戦0勝）。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり17着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦の花オクラ特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月17日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のおしろいばな特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（8戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた21戦目は、3歳戦の仲秋特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の笠松競馬秋まつりまであと8日（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた24戦目は、一般C16 19（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（12戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり3着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた25戦目は、好きです!笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（13戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマックスステラを半馬身振り切って断然人気に応えた。

12月8日、中1週で迎えた26戦目は、流葉賞（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（14戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、トチノマドンナに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた27戦目は、ヒーリングサロンルミエール杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤友則騎手（15戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したネコフッピーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2018年）

1月23日、中2週で迎えた28戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤友則騎手（16戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンフローラを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

2月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤友則騎手（17戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレンドカグラに5馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

2月22日、中1週で迎えた30戦目は、向春賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤友則騎手（18戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤友則騎手（19戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のカンノンリオに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

3月22日、中1週で迎えた32戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、タンポポ特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた33戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のサワヤカフェスタに1馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。

4月23日、中1週で迎えた34戦目は、花吹雪賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（20戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

5月11日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、一般B9 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（21戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るショーマンを強烈な末脚で半馬身差し切って下馬評通りの実力を証明した。

5月28日、中1週で迎えた36戦目は、金華山賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は水野翔騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた37戦目は、一般B8（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた38戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（22戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月5日、中7週で迎えた39戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた40戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた41戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。