ラブミーリル（2013年生、母グッデーコパ）

ラブミーリル（2013年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋小さい（Ｌｉｔｔｌｅ）より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時7歳）と交配したグッデーコパが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方22戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年のセレナーデ賞(一般B2)。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

9月5日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。馬体重は406kg。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月11日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3歳（2016年）

1月24日、中9週で迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

2月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、5着を確保した。

2月28日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月23日、中7週で迎えた7戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月25日、中8週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長岡禎仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

7月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長岡禎仁騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったスイートメモリーズを半馬身捉え切れず2着となった。

8月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長岡禎仁騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

10月1日、中6週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた12戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、オクトーバーカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた13戦目は、一関地方産業まつり『商工祭』賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったマリノエトワールをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

11月13日、中1週で迎えた15戦目は、大船渡日本一うまいさんま賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた16戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、盛岡地馬産賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた17戦目は、奥州江刺・越路スキー場賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4歳（2017年）

1月3日、連闘で迎えた19戦目は、門松賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

3月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、花巻ひえカレープロジェクト賞（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた21戦目は、奥州衣川衣の滝賞（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた22戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた23戦目は、花菜好きあじさい賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた24戦目は、錦秋湖湖水まつり賞（盛岡芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、コスモロングソードにクビ差交わされて2着となった。

5月27日、中1週で迎えた25戦目は、高森高原まつり賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るノリノリハッピーを3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

6月24日、中3週で迎えた26戦目は、ジューンカップ（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた27戦目は、レインボーカップ（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた28戦目は、姫神賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月1日、中7週で迎えた29戦目は、セレナーデ賞（盛岡芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクレアチェイスに1馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

10月14日、中1週で迎えた30戦目は、オクトーバーカップ（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた31戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、レディスヴィクトリーラウンド盛岡第2戦（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた32戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、オブコニカ賞（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた33戦目は、ノビリス賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（11戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。