クインズグレイト（2019年生、母ケイアイエレガント）

クインズグレイト（2019年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+偉大」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時15歳）と交配したケイアイエレガントが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

9月26日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 雨/重）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

12月11日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

3歳（2022年）

1月29日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で藤岡康太騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

5月14日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のリースタルに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月10日、約7か月の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた9戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4歳（2023年）

2月18日、中7週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

4月29日、中9週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で富田暁騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

6月18日、中6週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で富田暁騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

2023年6月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

7月11日、中2週で迎えた14戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、SPAT4でポイント10倍特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、優駿の里安平町道の駅特別（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた16戦目は、風かおる優駿桜国新ひだか特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。