テルテルボウズ（1997年生、母レモンドロップ）

テルテルボウズ（1997年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時9歳）と交配したレモンドロップが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）碧雲牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害12戦1勝2着1回、地方10戦1勝2着2回。2002年の東京オータムジャンプ(ハンデJG3)で2着に入った他、2002年のイルミネーションジャンプステークス(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

5月19日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月17日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月22日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月31日、中5週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアキから3/4馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートオブハートに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイトシノジョニーから3馬身差の2着となった。

3歳（2000年）

3月19日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた11戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月27日、中6週で迎えた12戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

7月9日、中5週で迎えた13戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のアマリリス賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

11月18日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月3日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の高山特別（中京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

4歳（2001年）

1月9日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、森安輝正騎手を鞍上に迎えて、’01フレンドリースパー特別（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

2月18日、中5週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた17戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月27日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた18戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた19戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた20戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた21戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2002年）

2月3日、中6週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた24戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で菊池憲太騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月27日、中3週で迎えた26戦目は、大沢辰也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

8月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた29戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のテンビーエースに1馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

10月12日、中1週で迎えた31戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、ハンデJ・G3の東京オータムジャンプ（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒゼンホクショーからクビ差の2着となった。

11月2日、中2週で迎えた32戦目は、秋陽ジャンプステークス（中山障害芝3210m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた33戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3370m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた34戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 雨/重）に牝馬ながら61kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。