スノームーン（2018年生、母ドルドラムズ）

Snow Moon

2018.03.11

スノームーン（2018年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冬の満月」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時6歳）と交配したドルドラムズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高大洋牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、日高大洋牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、NICKSによって2,376万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月25日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。17頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

11月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

3歳（2021年）

2月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のエアーレジーナに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月3日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るノットイェットを強烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

9月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のピクシーメイデンに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月5日、中9週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの市川ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

4歳（2022年）

3月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの上総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（3戦2勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

6月26日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの甲州街道ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原明良騎手（4戦2勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

9月25日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上3勝クラスの内房ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原明良騎手（5戦2勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

11月19日、中7週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの晩秋ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原明良騎手（6戦2勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた11戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの常総ステークス（中山芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

2023年3月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

デビュー前

当歳のとき、日高大洋牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、NICKSによって2,376万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

2月12日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳以上3勝クラスの初音ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての4番ゲートからスタート。競走除外となった。