ラスカーラ（2004年生、母ファーディーン）

ラスカーラ（2004年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「スカラ座」。毛色は栗毛。種牡馬のオペラハウス（当時16歳）と交配したファーディーンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨタケ牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

12月24日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のキングオブチャドをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2007年）

5月20日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のカーネーションカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に敗れた。

6月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

7月1日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。