トウカイハリケーン（1995年生、母トウカイジュノー）

トウカイハリケーン（1995年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時19歳）と交配したトウカイジュノーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）長浜牧場。戦績は、地方31戦5勝2着2回。1998年の東京ダービー(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

八木正雄厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1997年）

8月20日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳戦の8組ニ（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。4頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた2戦目は、田邊陽一騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマスコットライアンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月19日、中3週で迎えた3戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた4戦目は、鞍上は田邊陽一騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターヘルシャムに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月26日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のさざんか特別 1組（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月29日、中4週で迎えた6戦目は、2歳G2の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（1998年）

1月7日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦の紅梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウテンファストからハナ差の2着に甘んじた。

1月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のライチヨウ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月3日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳ハンデ地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は田邊陽一騎手（2戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月10日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のマーガレット特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田邊陽一騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤブリッジに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月4日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東京王冠賞（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田邊陽一騎手（4戦3勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月9日、中4週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田邊陽一騎手（5戦3勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

4歳（1999年）

3月31日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、ハンデ戦の東風特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田邊陽一騎手（6戦3勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。13着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた14戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田邊陽一騎手（7戦3勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって14着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、春陽特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた16戦目は、湘南特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は田邊陽一騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオートメンデスから1馬身半差の2着となった。

7月2日、中5週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の天の川特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の’99サマーナイトカップ（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の瑞星特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は田邊陽一騎手（9戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のかもめ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田邊陽一騎手（10戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月23日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた21戦目は、ハンデ戦の小雪特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田邊陽一騎手（11戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のハネダマリカに1馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の紅椿盃（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田邊陽一騎手（12戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のディセンバーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田邊陽一騎手（13戦4勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のグランキャノネイドに1馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

5歳（2000年）

1月17日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の新春盃（川崎ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田邊陽一騎手（14戦5勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、ハンデ戦の銀河特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田邊陽一騎手（15戦5勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月1日、中7週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の瑞星特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田邊陽一騎手（16戦5勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月19日、中6週で迎えた27戦目は、秋陽特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田邊陽一騎手（17戦5勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月12日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、ハンデ戦の銀嶺特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

6歳（2001年）

1月3日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の新春盃（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月6日、中8週で迎えた30戦目は、春山特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は田邊陽一騎手（18戦5勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。14着に終わった。

4月25日、中6週で迎えた31戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のダイヤモンド特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。