キタノワースアド（2019年生、母マウンテンウーマン）

キタノワースアド（2019年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+本馬の近親馬名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンラー（当時11歳）と交配したマウンテンウーマンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石川上牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C2 21。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石川上牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、キタジョファームによって165万円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月4日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は390kg。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

3歳（2022年）

2月12日、中9週で迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では今一つ伸び切れず18着に終わった。

4月3日、中4週で迎えた4戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の令和4年度オープニング賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた5戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の武田雅史鋼鉄婚式記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のありがとうまゆち!FFF1.5周年記念特編（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の金葵盃立葵600日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦の露草賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた12戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本弘隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた14戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた15戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブーケザゴールドに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた19戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた20戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

4歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた21戦目は、初春賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた24戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。