エビスホマレオー（1998年生、母エビスフレイズ）

Ebisu Homare O

1998.03.27

エビスホマレオー（1998年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシャンハイ（当時9歳）と交配したエビスフレイズが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）恵比寿牧場。戦績は、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

長尾潔厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2001年）

1月14日、デビュー戦は佐藤正晃騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は481kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のセユウキングに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正晃騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

3月25日、中7週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正晃騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケイワイデュラブに交わされて3馬身差の2着となった。

4月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正晃騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、キングオブブリッジに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中9週で迎えた5戦目は、3歳戦のかすみそう特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正晃騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

4歳（2002年）

4月25日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（大井ダート1590m 内回り 雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2六（大井ダート1590m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2六七（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2六七（大井ダート1590m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカネショウレグナムに1馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。