パピヨンウイング（2000年生、母パピヨンフブキ）

Papillon Wing

2000.06.16

パピヨンウイング（2000年6月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時14歳）と交配したパピヨンフブキが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は棚川 光男。戦績は、地方17戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のフューチャー。

経歴

デビュー前

桜田浩三厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2002年）

11月23日、デビュー戦は千葉淳志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は465kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードジェットに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2003年）

1月11日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月20日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般B15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月4日、中4週で迎えた7戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた8戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた9戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたトモシロスイフト決め手に屈してクビ差の2着となった。

4歳（2004年）

3月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた10戦目は、一般B18 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフジノドクターをアタマ差振り切って久々の実戦を制した。

3月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったロングランナーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般B17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月30日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、一般B17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月25日、中7週で迎えた14戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般B15（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた15戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般B14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。