ブラックアート（1997年生、母ボールドホーム）
Black Art
1997.03.18
ブラックアート（1997年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のミスターダンデイ（当時13歳）と交配したボールドホームが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道上川郡清水町、生産者は小野瀨 竜馬。戦績は、中央平地4戦0勝、地方36戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の狭山湖特別(一般C1一)。
経歴
デビュー前
鈴木勝文厩舎（浦和）へ入厩。
2歳（1999年）
6月4日、デビュー戦は桃井十四秋騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は459kg。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。
7月12日、中4週で迎えた2戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート800m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート800m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノウイニングに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。
9月11日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。
10月18日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた5戦目は、2歳戦の若駒特別（浦和ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋哲也騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のオーシャンゴールドに8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月13日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、2歳戦の若殿特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
3歳（2000年）
1月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。
2月22日、中6週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月1日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、4歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。
4月29日、中3週で迎えた11戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。
5月20日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。
10月9日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた13戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
10月31日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。
11月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般C1四ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったコーセイシャトルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
11月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三イ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
12月15日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（11戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1三イ（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったコーセイキンボシに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
4歳（2001年）
1月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1三ア（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のドントマインドをハナ差振り切って3勝目を奪取した。
2月23日、中4週で迎えた20戦目は、百穴湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桃井十四秋騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。
3月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（14戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月23日、中1週で迎えた22戦目は、神流湖特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は桃井十四秋騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
4月11日、中2週で迎えた23戦目は、八丁湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桃井十四秋騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。
5月3日、中2週で迎えた24戦目は、鎌北湖特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（15戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に敗れた。
5月28日、中3週で迎えた25戦目は、狭山湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桃井十四秋騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイティパレスを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。
10月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、両神山特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桃井十四秋騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。
11月5日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた27戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桃井十四秋騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。
11月23日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桃井十四秋騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。
12月3日、中0週で迎えた29戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桃井十四秋騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。
5歳（2002年）
11月25日、約12か月の休養明けで迎えた30戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
12月19日、中2週で迎えた31戦目は、冬日和特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。
6歳（2003年）
1月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1三イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のペイシェントクインを3/4馬身振り切って久々に勝ち星を挙げた。
2月14日、中5週で迎えた33戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。
3月13日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1二ア（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るユキノマイティーを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って6勝目を獲得した。
4月1日、中2週で迎えた35戦目は、八丁湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。
5月9日、中4週で迎えた36戦目は、宮沢湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったセレーノに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
6月19日、中5週で迎えた37戦目は、一般B3二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡田大騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。
12月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた38戦目は、冬菊特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡田大騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。
7歳（2004年）
1月29日、中4週で迎えた39戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡田大騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のウェディングソニアを半馬身振り切って7勝目を手中に収めた。
3月10日、中5週で迎えた40戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。