ダイヤモンドホース（2014年生、母エメラルドチャーム）

ダイヤモンドホース（2014年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ダイヤモンド＋馬」。毛色は鹿毛。種牡馬のカンパニー（当時13歳）と交配したエメラルドチャームが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

4月9日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

7月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大槌波板海岸賞（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、キンショーイーグルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月13日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマリノレビンをクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ペドラプレシオーザにクビ差交わされて2着となった。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、モズアムールに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったカリストーガにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた11戦目は、盛岡愛馬の会賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトップシークレットに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（9戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、セクイアデンドロンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

12月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は12戦連続で斎藤雄一騎手（11戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレイバックに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

12月31日、中1週で迎えた15戦目は、オッズパーク・シルバー杯（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で斎藤雄一騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4歳（2018年）

1月8日、連闘で迎えた16戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエルミニョンヌに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月23日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、ミヤマザクラ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（13戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、ナツグミ賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（14戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。