エアザイオン（1996年生、母イメンス）
Air Zion
1996.04.05
エアザイオン（1996年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時12歳）と交配したイメンスが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦3勝2着1回。1999年のクイーンステークス(牝G3)に勝利するなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 6戦3勝 [3-1-0-2/6]
- 総賞金国内
- 6,559万円
- 生年月日
- 1996年4月5日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 藤沢和雄美浦
- 馬主
- （株）ラッキーフィールド
- 生産者
- 社台ファーム
- 抹消情報
- 中央：2000年2月17日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のイメンスは海外重賞1勝（米国芝）。祖母のImsodearは海外33戦5勝。曾祖母のIronicallyは海外9戦2勝。父のグルームダンサーは海外G1・1勝（仏国芝）。
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharos＝Fairway | 6*7*7*7×7*7*7*7 | 7.03% |
| き | Pharamond＝Sickle | 6×7 | 2.34% |
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 6×6*6*6 | 6.25% |
| 牡 | Nasrullah | 4×5*5 | 12.5% |
| 牡 | Nearco | 5*6*6×6*6*6 | 10.93% |
| 牡 | Hyperion | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Swynford | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Blandford | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡S | Tourbillon | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Phalaris | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Ksar | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡M | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Man o' War | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Sardanapale | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Mumtaz Begum | 5×6*6*7 | 7.03% |
| 牝 | Selene | 7*7×7 | 2.34% |
| 牝 | Plucky Liege | 7×7*7*7*7 | 3.9% |
| 牝S | Lady Juror | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ブラッシンググルーム系
- ファミリーナンバー
- 11
レース成績
経歴
デビュー前
藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1999年）
6月27日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームウィーバーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
7月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコンバットフラワーにクビ差届かず2着に甘んじた。
8月15日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエリモセントラルを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。
10月3日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G3のクイーンステークス（中山芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマイネレジーナを半馬身振り切って重賞初挑戦初制覇を果たした。
10月24日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G1の秋華賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（4戦3勝）。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。
11月27日、中4週で迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、G3の富士ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。