ルーパステソーロ（2018年生、母ハピネスフォーユー）

ルーパステソーロ（2018年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「おおかみ座+冠名」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時9歳）と交配したハピネスフォーユーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

加藤士津八厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月27日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は546kg。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったジャンカルドにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

11月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴイゴイスーに9馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2021年）

1月9日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳1勝クラスの黒竹賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

2月7日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆりかもめ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの水仙賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた7戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月18日、中2週で迎えた8戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

7月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの開成山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

9月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝2500m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

11月7日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4歳（2022年）

5月1日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた13戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したサウンドウォリアーにハナ差届かず2着となった。

6月11日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、スワヤンブナートに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月3日、中8週で迎えた16戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

12月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバイスに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5歳（2023年）

1月28日、中5週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

5月14日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの中ノ岳特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた21戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの與杼特別（京都ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた22戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの鷹取特別（阪神ダート2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

10月9日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの昇仙峡特別（東京ダート2100m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

10月29日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上2勝クラスの鳥屋野特別（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた25戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの犬山特別（中京ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

6歳（2024年）

1月27日、中7週で迎えた26戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

3月24日、中7週で迎えた27戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスのJRAウルトラプレミアムロードカナロアカップ（中京ダート1800m 小雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。