グローリアスカペラ（2018年生、母ジュエリスト）

グローリアスカペラ（2018年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+星名(ぎょしゃ座のα星)」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時8歳）と交配したジュエリストが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社大作ステーブル。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月19日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入った。

8月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月21日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続でM.デムーロ騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジネストラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2021年）

1月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスの菜の花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続でM.デムーロ騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスの春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続でM.デムーロ騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続でM.デムーロ騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず4着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月11日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた10戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

10月31日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの十日町特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

12月19日、中6週で迎えた12戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き15着に敗れた。

5歳（2023年）

11月19日、約23か月半の休み明けで迎えた13戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず13着に終わった。

6歳（2024年）

6月30日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

8月31日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

2024年10月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。