モアステージ（2008年生、母リバイバルガール）

モアステージ（2008年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時11歳）と交配したリバイバルガールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、地方29戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の水彩都市・江東特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

佐々木洋一厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2010年）

11月30日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。馬体重は481kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月30日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカンタベリーウィンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2011年）

2月17日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

4月18日、中5週で迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた6戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの東京ダービートライアル（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

10月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、一般C2五（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイナミックボスを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って休み明け初戦を制した。

10月31日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウォッチワードワンを半馬身振り切って3勝目を挙げた。

12月30日、中3週で迎えた10戦目は、ダビスタ20周年特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2012年）

1月19日、中2週で迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、銀嶺特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（5戦2勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月9日、中2週で迎えた13戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、キャピタルステッキ賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたトウケイキング決め手に屈してハナ差の2着となった。

3月26日、中1週で迎えた14戦目は、かに座特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた15戦目は、こぐま座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は吉井竜一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

7月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、わし座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

7月30日、中2週で迎えた17戦目は、足立ビューティフルウィンドウズ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月15日、中1週で迎えた18戦目は、水彩都市・江東特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（4戦0勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルサンヴィーナスをクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

9月20日、中4週で迎えた19戦目は、セプテンバー賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた20戦目は、南関東地方競馬チャンネル賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた21戦目は、オパール賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井竜一騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた22戦目は、晩秋賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井竜一騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた23戦目は、オープス磐梯賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井竜一騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた24戦目は、カウントダウン2013賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井竜一騎手（10戦1勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

5歳（2013年）

1月21日、中2週で迎えた25戦目は、ウエルカム2013賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で吉井竜一騎手（11戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた26戦目は、東風特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉井竜一騎手（12戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6月26日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ヘルクレス座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた28戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、はくちょう座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた29戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。