レギュラーサヤカ（2007年生、母アプレシェ）

レギュラーサヤカ（2007年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のレギュラーメンバー（当時10歳）と交配したアプレシェが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中地義次。戦績は、地方18戦4勝2着4回。2009年のローレル賞(牝S3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中地義次から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

長谷川三郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2009年）

8月21日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は485kg。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったサイレントドンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月6日、中3週で迎えた3戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヤビジンダイコに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったキョウエイトリガーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3歳（2010年）

3月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月13日、中6週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のスイートピー特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミサトサウスを上がり2位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

6月16日、中4週で迎えた8戦目は、Jpn2の天馬賞（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた9戦目は、三浦すいか特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

8月18日、中5週で迎えた10戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた11戦目は、豊年特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったオーロラフレッシュにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

9月30日、中2週で迎えた12戦目は、材木座特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のソウブムテキをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。

10月26日、中3週で迎えた13戦目は、オパールスター賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったラヴェルにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

11月19日、中2週で迎えた14戦目は、川崎宿特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた15戦目は、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセンゲンコスモを次元の違う末脚で半馬身差し切って4勝目を奪取した。

4歳（2011年）

1月24日、中5週で迎えた16戦目は、睦月特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（8戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

4月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、中地雄一騎手を鞍上に迎えて、絆特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定S3のしらさぎ賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（9戦3勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。