オウシュウコジーン（2004年生、母シンポリッシュ）

オウシュウコジーン（2004年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のティッカネン（当時13歳）と交配したシンポリッシュが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）グラストレーニングセンター。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2七八九。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グラストレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、グラストレーニングセンターから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

1月20日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

6月3日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月1日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったギガンティアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月18日、中6週で迎えた8戦目は、一般C3二（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトウカイソルジャーをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月23日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2十1112（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

6月19日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2七八（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったリコーブルーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月21日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリッショウシルクを3/4馬身振り切って優勝

10月1日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月18日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、一般C2十11（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（11戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

5歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアインポイントをクビ差振り切って3勝目を挙げた。

1月30日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2十11（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で今野忠成騎手（13戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2-11 12（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で今野忠成騎手（14戦3勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2八アイ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で今野忠成騎手（15戦3勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。

3月31日、中2週で迎えた21戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-12 13（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（16戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったチャコティーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2-12 13 14（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったゴールドタキシードを3/4馬身捉え切れず2着となった。

6月17日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（17戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のミウラトワイニングをクビ差振り切って4勝目を収める

10月6日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十11（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。