イリューム（2014年生、母モンクール）

経歴

デビュー前

3歳（2017年）

6月17日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月20日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサマー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月2日、中5週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月10日、連闘で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の木更津特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月27日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るオンワードラスターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、鳥原川特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、チカリンターズS（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた10戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のラインポレールに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2018年）

1月13日、中3週で迎えた11戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、餅花賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のウインミネットを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

2月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキタノキャンパスに1馬身半の差をつけて制した。

3月25日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中直人騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中直人騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のオオシマテティスに3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

4月21日、連闘で迎えた17戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、山吹草賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（6戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた20戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ワンダーオブテールに交わされて5馬身差の2着となった。

6月16日、中1週で迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、緑風賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた22戦目は、サギソウ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、アスクノメガミにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月14日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、ブッポウソウ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

8月11日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた24戦目は、ハス賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（9戦3勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したストームクルーズにアタマ差届かず2着となった。

9月1日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したフラヴィアを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（11戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた27戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた28戦目は、ムーンライト特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンダーヴィグルーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

10月27日、中1週で迎えた29戦目は、ランタナ賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（13戦4勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた30戦目は、初霜賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（14戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったミスギオンデジタルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月9日、中2週で迎えた31戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、柚子賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。