ナムラシャンティ（2003年生、母プロミストーク）

ナムラシャンティ（2003年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋フランスの競馬場名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時14歳）と交配したプロミストークが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上D8二。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

10月1日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びあぐねて18着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた3戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクフィレンツェに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月31日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上D5三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エカテリーナに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2007年）

1月10日、中0週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。