ニコブリランテ（2017年生、母ニューコローラ）

ニコブリランテ（2017年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より＋父名の一部。偉大な血脈を受け継いで輝いて」。毛色は栗毛。種牡馬のディープブリランテ（当時8歳）と交配したニューコローラが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は木村秀則。主な勝ち鞍は2020年の一般C4-5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パングロスから「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場され、ノルマンディーファームによって561.6万円で落札された。

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額960万円（2.4万×400口）で一口馬主が募集された。

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

3月20日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

8月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のフォルプリンセスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、キレートレモンで果汁1個分賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったクラップクラップに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中2週で迎えた4戦目は、日高町プレミアム商品券賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。