ホーマングラッパ（2004年生、母ピサノダイヤ）

ホーマングラッパ（2004年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ブランデーの一種」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時6歳）と交配したピサノダイヤが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地10戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、鎌田正嗣から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、久保久人によって2,940万円で落札された。

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

11月19日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 小雨/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた2戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

3歳（2007年）

1月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったウインバーディクトにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

1月21日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

3月17日、中7週で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したサンライズベガにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月28日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月24日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したピエナグッドラックを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。