ラブミーリチャード（2016年生、母クロストウショウ）

ラブミーリチャード（2016年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「私を愛して、リチャード」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時19歳）と交配したクロストウショウが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。2018年のウィナーズチャレンジ2で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、嶋田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小林祐介によって453.6万円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2018年）

4月25日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は458kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のナンタケットミストに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月7日、中5週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた3戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ2（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

12月9日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。