黒松賞

レース展開

ラブミーリチャードが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むグラナタスとマイネルアルケミー

ラブミーリチャードが逃げる形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にグラナタスとマイネルアルケミーが並ぶ。その後ろ、ヨークテソーロが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはハナブショウ、セイウンコービー、ホウオウカトリーヌら3頭。その1馬身後ろ、オスピタリタは中団やや前。ナタラディーヴァ、サンタンデール、ナーゲルリングらは中団後方の位置。後方5番手でジックリと折り合いをつけるのはタイドオブハピネスとリンノティアラ。その少し後ろ、後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはイエローナイフ。少し離れた殿にジャンビーヤがいる隊列で最初のコーナーを通過。

黒松賞、ホウオウカトリーヌが生来のレースセンスを駆使した手堅い走りで順当に優勝

先頭はグラナタスでリードは体半分。2番手にラブミーリチャードとマイネルアルケミーが続く。そのあと、セイウンコービー、ホウオウカトリーヌ、ヨークテソーロらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはマイネルアルケミー。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいた1番人気のホウオウカトリーヌが圧倒的な末脚を弾けさせてマイネルアルケミーを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着のマイネルアルケミーから2馬身半差の3着には、途中から先頭に立ったグラナタスが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団で直線を迎えたナタラディーヴァが入線、さらにアタマ差の5着には、同じく中団にいたサンタンデールが食い込んだ。