ヨークテソーロ（2016年生、母Masaya）

York Tesoro

2016.03.23

ヨークテソーロ（2016年3月23日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「イギリスの都市名+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のKingman（当時5歳）と交配したMasayaが9歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2018年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

7月14日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のマメシボリを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

12月9日、中9週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

3歳（2019年）

3月9日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

6月30日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/不良）に49kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた6戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

9月16日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、イルヴェントデーアにアタマ差交わされて2着となった。

11月3日、中6週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの飯坂温泉特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

4歳（2020年）

4月11日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。

7月19日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原明良騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

9月20日、中8週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で菅原明良騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5歳（2021年）

4月10日、約6か月半の休養明けで迎えた13戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの平ヶ岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。