カルストンキュート（2003年生、母フジノミュージカル）

カルストンキュート（2003年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋愛らしい、可愛い」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時10歳）と交配したフジノミュージカルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田寛治。戦績は、地方24戦0勝2着8回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武田寛治から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小嶺英喜厩舎（福山）へ入厩。

3歳（2006年）

5月20日、デビュー戦は黒川知弘騎手を鞍上に据えて、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。馬体重は445kg。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた2戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた3戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサトルナから3馬身差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2-2（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーマイウエーから1馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングマリアナからハナ差の2着に甘んじた。

10月22日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドハイパーから1馬身半差の2着に敗北した。

11月12日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズファインから約13馬身差の2着に敗北した。

4歳（2007年）

2月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた12戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

10月4日、中0週で迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた17戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上D5二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したハギノポンパドールにクビ差届かず2着となった。

12月13日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

12月26日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、3歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2008年）

1月3日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したメイショウコンボイにクビ差届かず2着に惜敗した。

1月25日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったハリマナダレディーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。