サンサクラメント（2014年生、母ホシノテンビー）

サンサクラメント（2014年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「太陽＋アメリカの都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時17歳）と交配したホシノテンビーが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡光男。主な勝ち鞍は2019年の品川のキャラクター大集合!賞(一般C3一二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森政巳から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズによって108万円で落札された。

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

4歳（2018年）

1月29日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、一般C3十一（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は532kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブレッザバラーレに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月26日、中3週で迎えた2戦目は、一般C3十三ロ（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のテイクアクションに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月6日、中5週で迎えた3戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた4戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

12月18日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた5戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5歳（2019年）

1月2日、中1週で迎えた6戦目は、オオカミ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシャウトオブジョイに2馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

1月28日、中3週で迎えた7戦目は、カンガルー賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のギンマクデビューに5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

2月26日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、うぐいす賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったディアサンダーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月1日、中4週で迎えた9戦目は、オオタカ賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月10日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた11戦目は、馬も元気です!春の八幡平記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

7月22日、中9週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた12戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、トウザヨリ賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた13戦目は、ジェラートプレミアム横濱アイス工房カップ（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた14戦目は、ジャズクルーズ記念（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

10月18日、中5週で迎えた15戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた16戦目は、赤津和希騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたエンジェルサイン決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月6日、中2週で迎えた17戦目は、品川のキャラクター大集合!賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は福原杏騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサブノヒマワリに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月26日、中2週で迎えた18戦目は、年の瀬賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は小林拓未騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

6歳（2020年）

1月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

1月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3三四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林拓未騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた23戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月2日、中5週で迎えた24戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋昭平騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。