ユリカゴノオモイデ（2006年生、母ジョウノベイビー）

ユリカゴノオモイデ（2006年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ゆりかごの思い出。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時8歳）と交配したジョウノベイビーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月7日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず12着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

3歳（2009年）

5月16日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4歳（2010年）

10月6日、約17か月の休み明けで迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、クラウドオブダストにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月20日、中1週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったティアランドールにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

5歳（2011年）

5月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた8戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

5月18日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

5月26日、連闘で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた10戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。