スプリングロック（2005年生、母アンジェラスロマン）

スプリングロック（2005年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋岩」。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時13歳）と交配したアンジェラスロマンが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害15戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、清水牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月10日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

3歳（2008年）

3月16日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた7戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた10戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルビー賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月1日、中7週で迎えた11戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

12月7日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2009年）

1月31日、中7週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったプライドイズハートから7馬身差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月28日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月9日、中4週で迎えた17戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた18戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた19戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマナーハウスに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月7日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた21戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた22戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 曇/稍重）に出走。鞍上は金子光希騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた23戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2010年）

2月6日、中5週で迎えた24戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

2月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月6日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた27戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で金子光希騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。