ケングレーハウンド（2014年生、母スターコレクター）

ケングレーハウンド（2014年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋犬種名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンホマレボシ（当時5歳）と交配したスターコレクターが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。主な勝ち鞍は2020年の一般C12。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

6月24日、デビュー戦は義英真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

8月2日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三室山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた5戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、西井・八木金シャチ二回目記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったプライムプラムに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月18日、連闘で迎えた7戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクララフトゥーラをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

4歳（2018年）

1月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のライブスターを3/4馬身振り切って制した。

1月17日、中1週で迎えた9戦目は、堀川特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた10戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた12戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月20日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、名古屋モーニングフィーバー10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシンボリクレールに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

8月29日、連闘で迎えた14戦目は、日光川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（8戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた15戦目は、段戸川特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宇都英樹騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のローズクイーンに2馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

10月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宇都英樹騎手（10戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったロックイットに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宇都英樹騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のイッツマイシャウトに1馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月9日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で宇都英樹騎手（12戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた19戦目は、砂王疾走!中京チャンピオンズCB11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で宇都英樹騎手（13戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた20戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で宇都英樹騎手（14戦5勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5歳（2019年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、丹下正健ウマライオン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で宇都英樹騎手（15戦5勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で宇都英樹騎手（16戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた23戦目は、若菜賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で宇都英樹騎手（17戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったニシノラプランセスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月3日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、頑張れ左右田君記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で宇都英樹騎手（18戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた25戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で宇都英樹騎手（19戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で宇都英樹騎手（20戦5勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月14日、中1週で迎えた27戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた28戦目は、近藤正人ご勇退記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（21戦5勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

7月25日、中0週で迎えた29戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（22戦5勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（23戦5勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（24戦5勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（25戦5勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた33戦目は、木下智史の決戦は金曜日!（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（26戦5勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月3日、連闘で迎えた34戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（27戦5勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

6歳（2020年）

3月26日、約6か月の休養明けで迎えた35戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（28戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた36戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた37戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、孝生&ゆい結婚10周年記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた38戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた39戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた40戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川智史騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシエテアレグリアを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

6月26日、中1週で迎えた41戦目は、煮え渕ポットホール特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で細川智史騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた42戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた43戦目は、名古屋モーニングフィーバー21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた44戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた45戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。