ナリタランバード（1995年生、母Quiet Liaison）

Narita Run Bird

1995.03.02

ナリタランバード（1995年3月2日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のMiswaki（当時17歳）と交配したQuiet Liaisonが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地11戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

3月7日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したマルスハッピーに半馬身届かず2着に敗北した。

4月4日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月16日、中5週で迎えた4戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリキアイプリティに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（1999年）

2月6日、約9か月の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月7日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は河北通騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したサンエムアヤカに半馬身届かず2着となった。

4月4日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したスナークサクセスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスナークサクセスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下の中ノ岳特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で河北通騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。