スナークサクセス（1995年生、母ニジンスキーセンチメント）

スナークサクセス（1995年5月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時10歳）と交配したニジンスキーセンチメントが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）坂本牧場。戦績は、中央平地20戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

5月30日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

10月25日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったジョーベラドンナに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

11月1日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、エリモセントラルに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月29日、連闘で迎えた5戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

12月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4歳（1999年）

2月21日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマタケパークに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月27日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったミスターソヴリンにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

4月4日、中4週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のナリタランバードに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月18日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナリタランバードに2馬身の差をつけて制した。

5月9日、中2週で迎えた11戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトシザミカに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた13戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて、最後は2着のダイイチヒビキに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2000年）

1月6日、中2週で迎えた15戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月5日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のヤマニンエリプスに3馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

4月22日、中6週で迎えた19戦目は、5歳以上1600万下のメルボルントロフィー（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月27日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の欅ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に終わった。