スバルハヤト（1997年生、母スバルフローラ）

Subaru Hayato

1997.04.16

スバルハヤト（1997年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラチヨノオー（当時12歳）と交配したスバルフローラが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は早坂 辰男。戦績は、中央平地14戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

12月5日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったリムピッドアイズを半馬身捉え切れず2着となった。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

3歳（2000年）

1月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったデディケーションに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月27日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエアダンディズムに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月5日、連闘で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田面木博公騎手（5戦1勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた7戦目は、4歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で田面木博公騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下の若鮎賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田面木博公騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着を確保した。

5月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田面木博公騎手（8戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田面木博公騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったベルボクサーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月10日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田面木博公騎手（10戦1勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で田面木博公騎手（11戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の臥牛山特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で田面木博公騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエリモチャンプにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

8月26日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で田面木博公騎手（13戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず11着に敗れた。