マロンコート（2015年生、母フローリッドコート）

マロンコート（2015年1月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「栗（仏）＋中庭。栗の木のある中庭。栗色の被毛（ｃｏａｔ）にも掛け」。毛色は栗毛。種牡馬のハービンジャー（当時9歳）と交配したフローリッドコートが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

5歳のとき、荒井ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、村上牧場によって23.1万円で落札された。

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

1月14日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月24日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

6月2日、中9週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に終わった。

7月29日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。